1.概要
FPV(First Person View)ドローンとは、ヘッドマウントディスプレイで映像を受信し、リアルタイムで操縦者がドローンの視点から映像を見ることができる、ドローンの一種です。最近では、FPVドローンの人気が急上昇してきています。この記事では、FPVドローンについて、必要な資格や機材、はじめ方などをまとめて紹介します。
2.FPVドローンってどんなもの?
FPVドローンは、ラジコン飛行機やドローンの操縦経験がある人向けのアイテムです。ドローンを自在に操縦することで、高度な技術を駆使して、追跡やレース、空撮などの様々な活動を楽しめます。アクロというモード(水平の制限・制御がないモード)を使用することにより空撮機では取れないような映像を撮ることができます。
3.必要資格について
まず、ドローンを飛ばすこと自体には2023年4月現在必要な資格はありません。(許可・申請はあります)
ただしFPVドローンを飛ばすには、無線資格が必要となります。趣味範囲で飛ばすのであれば「第4級アマチュア無線技士」、業務で使用するのであれば「第3級陸上特殊無線技士」の取得が必須です。
○なぜ無線免許が必要?
→FPVドローンの多くは、機体からリアルタイムで飛んでくる映像を伝送するために5.8Ghz帯の電波を使用するため、この電波を使用するにあたり【無線免許証および免許状が必要】となります。
この免許、国家資格ではありますが少し勉強すれば取得できますので是非チャレンジしてみてください!無線免許についてはまた別途記事を書きたいと思います!
4.機材について
FPVドローンを飛ばすためには、以下の機材が必要です。
ドローン本体
FPVドローン本体は、最初に購入するもので、中には初心者セットとして売られているものもあります。また、初心者向けの安価な製品から、高性能かつ高価な製品まで、様々な種類があります。
プロポ
プロポは、ドローンを操縦するためのもので、機体とは基本的に別で揃える必要があります!
一般のラジコンですと本体と一緒にセットで販売されていることが多いですが、FPVドローンの場合、機体とプロポを別で揃え、それぞれをバインドして使用するのが一般的となっております。こちらも安価な1〜2万のものから5万以上の高価なものまであります。
また、機体によってバインドできるものとできないものがあるので、購入の際は機体とプロポの相性も要確認です!
ゴーグル
ゴーグルは、FPVドローンの映像を受信するためのもので、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)とも呼ばれます。多くの場合、ドローンから送信される映像を、リアルタイムで視聴することができます。
5.FPVドローンのはじめ方
FPVドローンを始めるには、以下の手順が僕のおすすめです。
- 無線資格を取得する! →まずはこれ!免許証発酵などに時間がかかります^^;
- 機材を揃える! →私は初心者セットを購入しましたが、20万弱しました
- 開局申請! →免許証+機体が届いたらこれ!開局しないと飛ばせない!
- シュミレーターで練習! →無線局の許可がおりるまでは飛ばせないので、PCで練習
- 飛行開始! →無事免許状が届いたら、FPVドローン開始!!練習あるのみ!
6.まとめ
FPVドローンは、操縦者がドローンの視点から映像を見て操縦する事ができます。資格が必要だったり、機材を揃えるのが大変だったりしますが、空撮機とは違った楽しさがあります!追跡やレース、空撮など、様々な活動を楽しむことができるジャンルとなっていますので、興味のある方はチャレンジの価値ありです!
今後FPVについても記事を書いていきますので、見ていただけると嬉しいです!
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