この間、常念岳に登山した際に空撮を行いました!
許可等について解説したいと思います!
撮った動画を短くしたものを載せます!風が吹き始めたので短時間での撮影となってしまいました^^;
許可取り 国土交通省
今回の飛行計画では「特定飛行は行わない」計画としましたので、国交省の方はDIPS2.0にて飛行計画のみ提出としました。
ですので飛行する際の“特に“注意する点としては、
・第三者や建物から30m以上確保する ←山頂など人が滞留する場所では飛ばせませんので今回は山頂から少し下がった所から離着陸させました。
・地表150m未満 ←山で谷側へ飛ばすと地表からの高さが急激に変化する場合があるので注意が必要。
その他はルール通り飛ばせば問題ないかと思います。
許可取り 中信森林管理署
今回の常念岳は国有林に該当しますので、国有林でドローンを飛ばす際は森林管理局へ「入林届」を提出する必要があります。おそらく日本百名山やその他標高の高い山などは国有林に該当すると思います。
森林管理局とは、農林水産省の外局である林野庁の地方支部局で、長野県域の山岳ですと中部森林管理局となります。
この中部森林管理局の中でもさらに管轄が分かれており、今回の常念岳においては「中信森林管理署」となっております。
リンクを貼っておきます↓
ここのサイトに入林届雛形、記載例、提出先等ありますのでご参考にしていただければと思います!
提出は7営業日前までなので早めに準備しましょう!
また保護林等に指定されていてドローンが禁止の区域もあるので調べるか確認をしましょう。僕は以前入林届を出した際に指摘され飛行区域を変更したことがあります!
許可取り 上高地管理官事務所
常念岳は国立公園にも該当しておりますので、国立公園管理者にも許可を取る必要があります。
国立公園管理者は環境省となっており、アルプス周辺だと「信越自然環境事務所」になると思います。ここもまたさらに管轄が分かれており、常念岳においては「上高地管理官事務所」となっております。
この許可については管轄の事務所へ電話連絡を行ウイのみで、届出的な書類はありませんでした。
ただし電話で言われた内容としては、
・基本的に飛ばしてほしくない:他の登山者が怖がる、野鳥への影響など
・法整備が追いついておらず禁止にはできていない
・飛ばすのであれば短時間で、第三者へ十分配慮し、野鳥がいれば飛行を止める、 様に対応して欲しいとのことでした。
ここについては僕が電話した時はなかなか電話が繋がらなかったので、早めに連絡しておくのが良いと思います。
↓信越自然環境事務所のドローンに関するトピックのページリンクです。
実際に飛ばしてみて
ドローンを飛ばしていると良くも悪くも目立ちます。最近はよくないニュースが多いのでどちらかというと悪目立ちの方が強いかも?無許可で飛ばしている人もよくいますし、、、
なので一応ちゃんとやってますよ的なアピールとしてネットで腕章を買ってバッグの目立つところに付けていきました!効果は分かりませんが、多少は意味があるのかなと思います。
飛行についDJI mini3proを持って行ったのですが、やはり山頂付近(標高2850m程)、天気も良く風もそこまで強く感じませんでしたが、数十メートルも上昇させると機体がグラングラン煽られました汗
mini3proだと小さく軽いので持ち運びには良いけど、撮影にはやはりmavic3が欲しい、、、と感じました。
あとは山頂で撮りたいと思い数分人がいなくなるタイミングを待ちましたが、全然ダメ。僕は山頂から少し下がったところで取ることにしました。この様に自分の撮りたいところで撮影したいのであれば特定飛行の許可を撮っておかないといけません。
次は火打山のリベンジを狙ってますのでご期待を!
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